
Grace競技ダンス部の挑戦と参加実績
はじめの一歩から、競技会のフロアへ
Graceは、2022年11月にわずか3名で活動をスタートしました。
私たちが大切にしているのは、上手な人だけが集まって踊ることではありません。
ダンスを初めて経験する方が基礎から学び、少しずつ踊れるようになり、やがて人前で踊ることや競技会への出場にも挑戦していく。その過程を、仲間と一緒に楽しむことです。
競技ダンスというと、
「経験者でなければ難しそう」
「若い頃から習っていないと無理そう」
「試合に出るなんて、自分には縁のない世界」
そんな印象を持つ方もいるかもしれません。
しかし、Graceから競技会へ挑戦してきたメンバーの多くは、40代・50代から社交ダンスを始めた方々です。
ダンス教室で長年学んだ経験がなくても、例会や練習会で基礎を積み重ね、勇気を出して一歩を踏み出すことで、競技会のフロアに立てることを実際に示してくれました。
私たちの挑戦は、ここから始まりました。

競技ダンス部が目指していること
Grace競技ダンス部は、単に大会で良い順位を取るためだけの活動ではありません。
目指しているのは、次のような挑戦を支えることです。
公式競技会へのデビューをサポートする
ダンス経験の有無を問わず、競技会への出場を目指す方を、技術面と準備面の両方からサポートします。
競技会では、踊りだけでなく、エントリー、服装、シューズ、ヘアメイク、当日の進行など、初めての方には分かりにくいことがたくさんあります。
一つずつ確認しながら、安心して本番を迎えられるように準備します。
デビュー後も継続して成長する
一度出場して終わりではありません。
競技会で見つかった課題を練習へ持ち帰り、次の大会で少しでも良い踊りができるように取り組みます。
予選を通過する。
決勝に進む。
初めて賞状を受け取る。
初めてトロフィーを手にする。
そして、次のクラスへ昇級する。
一人ひとりの目標に合わせて、無理なく、しかし真剣に成長を目指します。
一緒に挑戦する仲間を増やす
会員同士でペアを組みたい方、まだお相手はいないけれど、いつか競技会に出てみたい方など、それぞれの状況に合わせて競技ダンスへの道を考えます。
競技会は二人で踊るペア競技です。
技術だけでなく、相手を尊重すること、二人で目標を共有すること、一緒に失敗し、一緒に喜ぶことも、競技ダンスの大きな魅力です。
Grace競技ダンス部・挑戦の歩み
2023年12月
ダンス歴9か月で、初めて競技会へ
Graceでダンスを始めた初心者メンバーが、ダンス歴約9か月で初めて競技会に出場しました。
もともとは船上パーティーで踊ってみたいという思いからダンスを始めたメンバーで、競技会への出場は、当初まったく想像していなかった挑戦でした。
出場が決まったのは、本番のおよそ2週間前。
周囲には燕尾服や競技ドレスを身にまとった経験豊富な選手が並ぶなか、緊張しながらもワルツとタンゴを踊り切り、予選を突破して決勝へ進出しました。
初めての競技ドレス。
初めての競技メイク。
初めて背番号を付けて立つ競技会のフロア。
本人からは「緊張したけれど、良い経験になり、楽しかった」という感想がありました。
Graceにとっても、サークルで行っている練習や指導が、外部の競技会でどのように評価されるのかを知る大切な第一歩となりました。
2024年4月
スタンダード3級戦で優勝
最初の競技会を経験したメンバーが、JDSFスタンダード3級戦に出場し、優勝しました。
初挑戦の緊張を乗り越えた経験が、次の挑戦につながりました。
2024年7月
D級戦準優勝、シニアⅢB級戦優勝
スタンダードD級戦では38組中準優勝。
さらに、同日に行われたシニアⅢB級戦でも11組中優勝という結果を残しました。
大会を重ねるごとに出場組数が増え、競技レベルも上がっていくなかで、Graceで積み重ねてきた基礎が少しずつ結果へつながり始めました。
2024年10月
スタンダードC級戦で準優勝
43組が出場したスタンダードC級戦で準優勝。
級が上がれば、踊る種目や求められる技術も増えていきます。
勢いだけで踊るのではなく、相手との位置関係、姿勢、重心移動、音楽との調和など、より細かな部分へ向き合う段階に入りました。
2024年11月
D級戦優勝、スタンダードC級へ昇級
32組が参加したスタンダードD級戦で優勝し、C級への昇級を決めました。
Graceでダンスを始めた初心者メンバーが、公式競技会で結果を積み重ね、一つ上のクラスへ進むことができました。
これは、本人の努力はもちろん、例会や自主練習で一緒に踊った仲間、応援してくれたメンバーみんなにとってもうれしい出来事となりました。
2025年1月
60組のC級戦で逆転優勝
2025年の初戦は、60組がエントリーしたJDSFスタンダードC級戦でした。
予選では思うように点数が伸びず、決勝進出圏外からのスタート。
しかし、予選の合間に踊りを見直し、力みを減らし、二人の位置関係や基本動作を一つずつ修正しました。
その結果、準決勝でトップに立ち、決勝では5人のジャッジ全員から1位の評価を受けて優勝しました。
踊った種目は、ワルツ、タンゴ、スローフォックストロット。
派手で難しいステップを並べるのではなく、Graceの練習で大切にしてきたベーシックステップを中心に、丁寧に踊りました。
優勝者として背番号を呼ばれた瞬間、これまでの練習や失敗が思い出され、主催者も思わず涙をこらえる表彰式となりました。
最初から完璧な踊りができたわけではありません。
予選でうまくいかなかったからこそ、修正し、立て直し、結果につなげることができました。
失敗しても、まだ終わりではない。
競技会の最中にも成長できることを実感した大会でした。
2025年2月
63組のC級戦で優勝、スタンダードB級へ
続くスタンダードC級戦には、さらに多い63組が出場しました。
この大会でも優勝し、2024年11月から3大会連続優勝を達成。
これにより、JDSFスタンダードB級への昇級が決まりました。
ダンス教室へ通った経験がなく、Graceで基礎からダンスを学んだメンバーが、初出場からおよそ1年あまりでB級へ進みました。
本番では、これまで力が入りすぎてしまうことも多かったタンゴを、落ち着いて踊り切ることができました。
順位だけでなく、練習してきたことを本番で表現できたことが、何よりうれしい大会となりました。
2025年5月
ダンス歴11か月でラテン競技会デビュー、D級戦優勝
次に競技会へ挑戦したのは、Graceでダンスを始めた別の初心者メンバーです。
ダンス歴は、まだ1年に満たない11か月。
自主練習に取り組み、競技用の衣装を準備し、ヘアメイクも自分で練習して本番を迎えました。
JDSFラテンD級戦では13組中優勝。
さらに、40歳以上を対象としたシニアⅡB級戦でも準優勝となりました。
初めての競技会で、いきなりの優勝。
本人にとっても、応援するGraceの仲間にとっても、忘れられない競技会デビューとなりました。
2025年7月
初トロフィー獲得、ラテンC級へ昇級
ラテン競技会デビューから約2か月後、2度目の競技会へ出場しました。
出場したのは、サンバとルンバで競うJDSFラテンD級戦。出場組数は17組でした。
目標は決勝進出と、C級への昇級資格を得ること。
予選では音を外してしまう場面もあり、決して順調な展開ではありませんでした。
それでも決勝まで勝ち進み、最終結果は準優勝。
この結果により、ラテンC級への昇級が決まりました。
決勝では、会場に応援に来ていた上級者メンバーから「もっと笑顔で」と声援が飛びました。
その声を受けて笑顔で踊ると、身体から余計な力が抜け、これまでにない良い踊りができました。
競技会は、練習した技術を披露するだけの場所ではありません。
本番の緊張、失敗、仲間からのアドバイス、応援の声によって、その場で踊りが変わることもあります。
そしてこの大会では、本人が待ち望んでいた初めてのトロフィーを手にすることができました。
例会会場まで片道約2時間。
一年間通い続け、練習を重ねた努力が形になった、特別なトロフィーとなりました。

主な競技実績
スタンダード部門
| 時期 | 出場区分 | 結果 |
|---|---|---|
| 2023年12月 | 初競技会 | ワルツ・タンゴで決勝進出 |
| 2024年4月 | JDSF 3級戦・3組 | 優勝 |
| 2024年7月 | JDSF D級戦・38組 | 準優勝 |
| 2024年7月 | JDSF シニアⅢB級戦・11組 | 優勝 |
| 2024年10月 | JDSF C級戦・43組 | 準優勝 |
| 2024年11月 | JDSF D級戦・32組 | 優勝・C級昇級 |
| 2025年1月 | JDSF C級戦・60組 | 優勝 |
| 2025年2月 | JDSF C級戦・63組 | 優勝・B級昇級 |
ラテン部門
| 時期 | 出場区分 | 結果 |
| 2025年5月 | JDSF D級戦・13組 | デビュー戦優勝 |
| 2025年5月 | JDSF シニアⅡB級戦・6組 | 準優勝 |
| 2025年7月 | JDSF D級戦・17組 | 準優勝・C級昇級・初トロフィー獲得 |
※実績は、Grace公式ブログに掲載された内容をもとに整理しています。
「勝つこと」だけが、競技ダンスのすべてではありません
もちろん、競技会へ出場するからには、少しでも良い結果を目指します。
予選を通過できればうれしい。
決勝に進めれば、もっと踊りたくなる。
表彰台に立てば、それまでの努力が報われたと感じます。
しかし、競技ダンスの価値は順位だけではありません。
本番に向けて練習を続けたこと。
苦手なステップから逃げずに取り組んだこと。
衣装やメイクを準備したこと。
緊張しながらもフロアへ一歩踏み出したこと。
失敗したあとに、もう一度挑戦したこと。
そのすべてが、かけがえのない経験です。
競技会は、日常とは少し違う、華やかで特別な舞台です。
音楽が流れ、選手の背番号が呼ばれ、応援の声が聞こえるなかで、パートナーと二人で踊ります。
真剣だから緊張します。
思いどおりに踊れず、悔しい日もあります。
それでも、踊り終えたあとには、
「もう一度踊りたい」
「今度はもっと上手に踊りたい」
そんな気持ちが生まれます。
そして何より、競技会を楽しんでほしい。
それがGrace競技ダンス部の変わらない思いです。
40代・50代から始める、新しい挑戦
競技ダンスは、若い頃から始めた人だけのものではありません。
40代、50代から社交ダンスを始めても、基礎から少しずつ練習を重ねることで、競技会への出場を目指せます。
最初の目標は、大きなものでなくても構いません。
まずは音楽に合わせて踊る。
一曲を最後まで踊れるようになる。
人前で踊ってみる。
競技会を見学してみる。
いつか背番号を付けてフロアに立つ。
一人ひとりの「やってみたい」が、Graceの新しい挑戦になります。
競技経験のある方も、ダンスを始めたばかりの方も、まだ競技会へ出るか迷っている方も大歓迎です。
仲間と練習し、応援し合いながら、一緒に次の一歩を踏み出してみませんか。

真剣に取り組むからこそ、楽しい。
楽しいからこそ、もっと上達したくなる。
Grace競技ダンス部は、これからも一人ひとりの挑戦を応援していきます。
競技経験は問いません。
ダンスを楽しみながら、一緒に挑戦し、成長していく仲間を募集しています。まずは見学・体験から、お気軽にご参加ください。
入会お問い合わせ
問い合わせフォームよりお願いいたします。
Grace競技ダンス部は、競技ダンスに挑戦する方々を支援し、仲間づくりと競技環境の充実に貢献することを目的としています。
競技経験の有無を問わず、競技ダンスに興味のある皆さまのご参加をお待ちしております。
